切迫早産になったら。本人編。
検索した方は、旦那さん編もあるので、そちらを旦那さんにURLごと送って下さい。
嫁が切迫早産になった旦那さんにはぜひ読んでほしい。
症状が落ち着いたのでブログにします。
わたし自身が「切迫早産」「入院」で検索して、他の方のブログを見るのがとても役に立ったので。
安静指示も虚しく、やはり切迫早産で入院となりました。残念。
でもですね。
そこまで身の危険を感じなかったのです。ところが時間外受診してビックリ、即入院になってしまったんですね。
出血や痛みはなくて、悩んでしまう妊婦さん多いと思うのですが…
この程度で、と思わず電話。受診。
わたし自身が電話をためらいました。その後の受診もためらいました。
でも、本当にいい判断だったと医者にも助産師さんにも褒め称えられたので、何かおかしかったら即電話。
検診からたったの2日後。
いつも通り朝5時に起き、旦那の弁当を支度し(いつもの弁当よりかなり手抜き。これでも安静にしてる方)、
旦那をマッサージせず起こして(マッサージしなかったのもかなり安静にしてるつもり)、
午前中、座位にてパソコン仕事。途中何度もソファで寝転がって横になる。(ほら気を遣ってるでしょ←)
昼は旦那の弁当の残りを食べ…
うーん、なんか腹の張りが頻回だなぁ…
なんとなく張る、ではなく、カチカチで赤ちゃんの形がわかる状態が、10分おきにあります。
張るのは数秒で、フワンと戻るけど、また数分後に張る。
さすがにいつもより、多い、気がする…???とりあえず張り止めのウテメリンを飲んだのが12時半。
薬を飲んでも変わらない張り。
そこから電話するかしまいか悩みに悩み、13時45分に産科外来に電話。
助産師さんがわたしの2日前のデータを見て、
子宮頸管がやや短くなってるとのことだし、あなた逆子だから…
明日の通常診療時間まで待つか、今日このまま時間外の緊急外来でくるか、どっちかです。
わたしは今すぐ緊急外来で来るのをオススメします。
と指示を下さいました。
それでも悩むわたし。だって痛くもないし、出血してない。なんなら胎動は元気すぎるほどある。アプリで心拍も元気に確認済み。
下から出そうになってる感覚もゼロ。
悩みつつ、あらかじめ作っておいた入院セットと母子手帳や書類一式を持ち、コートを着込んで階下に降りました。
お義父さんお義母さんに病院に行こうと思う、と話すと、お義母さんが送って行くとのこと。
わたしが検診以外で病院に行くと言ったのは初めてだったので、何かを察したのでしょう。
手早く支度してくれて、車で家を出たのが14時。
病院に着くまで10分で3回張る。
外来受付で待ってる間にも張る。
産婦人科の先生が来てくれて、お腹に張りチェックの機械を装着され、即内診。
(今まで妊婦健診でどれだけ張りが頻回か言っても、内診はしたけど張りチェックの機械つけてくれなかったんですよね…)
機械上、やはり張りの頻度が多いし数値も高く、子宮頚管はたった2日前よりさらに短く、子宮口が開くかもしれないとのこと。
逆子でなければともかく、このままウテメリンを点滴に切り替えて、そのまま入院しましょう!と言われました。
6ヶ月にして腹が張った時から覚悟はしていたので冷静でした。
一度点滴をすると、薬をやめたら張り返しが出て陣痛につながりやすいから、もう36週まで退院できないこと。
わたしがまだ31週なので、この病院で産める34週までを小目標にして、その前に産気づいたら大病院に母体ごと搬送すること。
そして、このまま逆子(横位)が治らなければ、退院せずそのまま帝王切開になること。
等々。
本当は逆子でなければ、一度退院した時に体を動かして筋力を戻したり、美味しいものを食べたりできるのです😓
でもわたしは子供が横位で、長期入院になりますから、と念を押されました。
そのままお義母さんに説明、実家の親に電話。
最低限の入院セットを持って来ていたのでスムーズに収容されました(苦笑)。
仕事から帰宅した旦那のショックたるや、相当なものだったようです。すまん。
幸いわたしはウテメリンの点滴で速やかに張りが改善し始めましたが、最低の5ミリで効きました。
効かない人は10ミリ、15ミリと投与量が増えます。
5ミリ投与のわたしでさえ、
全身の倦怠感と火照り、大量発汗、動悸息切れ、全身特に手の振戦が出ました。
今、入院3日目ですが、発汗と火照りと振戦はいまだにあります。
ふとしたこと、夜寝ている間の汗の量は半端ありません。
こうなったら腹をくくって入院です。
わたしがやってよかったこと、やればよかったと思っていることを挙げてみます。
<やっておいてよかったこと>
①入院セットの準備
金属不使用のブラ、マタニティパンツ、産褥パンツ、タオル類、コップに歯ブラシ、スリッパ、洗面用具、化粧品(リップクリームとハンドクリームと洗顔剤と保湿剤必須)
②書類一式
あらかじめ妊婦健診で渡されるはず…入院のしおり、アメニティセットの同意書、入院誓約書(旦那と義父に署名捺印してもらった)、マタニティテキスト。
母子手帳や保険証、お薬手帳も使わないときはこれと一緒にまとめて置き場を決めておく。
①、②はまとめて置き場を作り、旦那に「万が一のことがあったらココにあるから」と言っておく。
知らない人にも分かりやすい場所で。
③高額医療になるので、限度額認定証を発行しておく。
旦那の健保組合の扶養なので、健保組合にあらかじめ認定証を申請してありました。
発行から1年の有効期限なので、妊娠中に万が一のことがあれば、1年内で間に合います。
これがあれば退院時の窓口負担金にいくらか免除がかかり、一時的とはいえ無駄な出費は抑えられます。
申請してから自宅まで1週間ほどで送付されますが、わたしが入院したその日の夕方に届いたそうです(笑)。
<やっておけばよかったと思ったこと>
①タオルとパンツ類、少なすぎた
切迫早産の入院では長期化しやすいので、それぞれ5〜10枚はあってもいいです。
なんならシャンプーとボディソープはポンプタイプでないと、点滴したままだと使いにくい。
化粧水や乳液も、病院が乾燥するから、試供品とかではなくそのまま大きいサイズで用意してしまいましょう。
ひたすら寝ていると暇なので、パックしたりする余裕が出て来ます(絶対安静を除く)。
②携帯の充電器とポケットWi-fiの下調べ
充電器とメガネは直前まで入れられない…と思いましたが、携帯の充電器は普段使いとは別物を買ってでも準備しておきましょう。
携帯がないと連絡、暇つぶしともに死ねます。
寝ているだけでは精神的に病んでしまいます。
わたしは仕事の最低限の引きつぎにも必須でした。
延長コード付きの充電器でないと届かない病室が多いので、なんなら延長+差込口複数タイプのタップを用意。
Wi-fiは使い放題のお高い個人産院ならともかく、多くの総合病院では自力用意が必要です。
入院した日に。
できれば入院したその日に、本人が辛ければ家族が契約してあげて!
本人、体調はもちろん精神的にいっぱいいっぱいで手が回りません。
Wi-fi環境がないと、初日からかなり詰みます。遠慮して携帯触らないと、暇だし仕事の連絡ができません。
③パソコン、iPadなど、携帯ゲーム機
贅沢だと思われますか。
とんでもない。
絶対安静で食事も寝たきりとか、導尿おまるとかでない限り、これらがなければ2ヶ月前後の入院は持ちません。
フロア内をうろつくのも基本、禁止です。
ベッド上の座位が短時間でも許されるなら、これがあるとかなり精神的に救われます。
アマゾンプライムやKindleなど、1ヶ月無料お試しをここで解禁して、映画や本を見るのがいいかと。
それにもWi-fi必須ですね。
④読書は意外と疲れます
一方的に読める電子書籍の漫画、映画と違い、紙の本を読むのは疲れます。
できれば重くない文庫がいいでしょう。
長くなりましたが、最後に1つだけ。
病院のご飯が美味しいかはかなり重要です。贅沢言ってられないし、運に任せるしかありませんが、わたしは初日から絶望しました。
わたしが自宅で作る方がよほど薄味!塩気が強い塩ょっっっぱい汁物。
圧倒的に少ない野菜。
汁物に対して味がほとんどしないメイン(パサパサ)。
こんなに食えるか!という量のコメ。
3日経ち、初日の夜ごはんが一番美味しくなさそうなものが出ていたようで、やや改善されました。
朝もパンにしてもらい、コメは半分にしてもらってます。
でも、「妊娠後期食」にしてこれです。
砂糖不使用と書いてある、還元麦芽水飴を使ったジャムやら、減塩と書いてある添加物まみれのパック醤油。
妊娠後期は一度に食べられないので小分け食を病院だって指導するくせに、おやつはバカの一つ覚えでジュース一本出されて終わりです。
入院したら体重が減り、便秘し、明らかに普段の自宅の料理の方が栄養バランス取れてます(笑)。
残念なことに食べ物の差し入れ禁止なので、体重管理にはいいのですが本当にこれは拷問。
仕方ないですね。
妊娠9ヶ月で体重が産前から4キロ未満増となりそうです。
何はともあれ、これからの長い入院を安静に不良妊婦しなくては…。
お腹が張りやすい人、切迫早産気味と言われた人はもちろん、
普通の妊婦さんでも入院セットだけは準備しておきましょう!